大船駅西口より徒歩1分の痛くない鍼灸治療院

東洋治療はりきゅう院 -大船院-

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当院の治療について


痛くない鍼・お灸を特徴とする、純粋な東洋医学の理論を用いた経絡治療で、幅広い疾患に効果がでます。

経絡治療とは

鍼とお灸でツボ(経穴)を調整して、全身を流れるエネルギー(気血、経絡)を整えることで、人間が本来持っている自己回復力を高める治療法です。
また、どのツボを使うのか東洋医学の診断術(四診法)により、身体の状態を細かく分析します。

経絡治療の治り方

治療をしていくと、いつの間にか症状が改善していく事を実感してきます。無意識のうちに「身体を動かしてみようかな」、「あれ、そういえば気にならなくなってきた」という気持ちになった、という声を聞くことが多いです。
これは、自己回復力を高める経絡治療特有の感覚です。

他院の鍼灸との違い

痛みや不快感なく治療できるのが当院の特徴です。
現在鍼灸といえば、西洋医学的な刺激理論で行われているような、辛いところを中心に鍼や灸をし、刺激の強弱で治療を進めていく方式が最も広まっています。しかし、この方法では、多少なりの痛みが伴い、患者さんの感受性によっては我慢大会になってしまう場合があります。
ところが、当院の東洋医学に基づく脈診流経絡治療では、鍼灸による痛みや不快感がでることはありません。
これは、西洋医学では筋肉や神経への刺激を目的としているのに対し、東洋医学では、皮膚を巡っている経絡(気血の通るところ)の調整を目的としているところにあります。浅い所を流れている経絡を調整するために鍼灸を使いますので、無理に身体を傷つけることはありません。
痛みや不快感なく治療ができるのが、当院の特徴です。

東洋医学の推移と経絡治療の発祥

東洋医学とは、広く中国や東南アジアで発達した民族医学を指しますが、現在では特に発達した中国での医学を示すことが多いです。「黄帝内経素問・霊枢」「難経」はそれぞれ四千年~二千年前に中国で書かれた、経絡治療家にとってバイブル的な古典です。

鍼灸をはじめとした東洋医学は、日本には仏教と一緒に伝わってきました。それから日本の風土に合わせて発展していき、江戸時代までは日本の医療の第一線を担ってきました。江戸時代に大活躍した盲目の鍼灸師「杉山和一」は神奈川県江の島に墓があり、東京都江島杉山神社で祭られています。「杉山流三部書」を記しました。

明治維新によって、西洋文化が基準になることで、それまで日本の医学の第一線を担っていた鍼灸が衰退しかけました。しかし井上恵理、岡部素道、竹山晋一郎の三先生によって、古典を重んじる「経絡治療」が提唱され、その臨床実績から今日まで受け継がれています。

使用する道具

てい鍼

どうしても鍼が怖い方や、非常に虚弱体質の方や、赤ちゃん、お子さんを治療するときに使う。絶対に刺さらないし、痛くない鍼。

銀鍼

純銀製のやや高価な鍼、経絡治療で最も重要な補法の手技で使う。(使い捨てです)持っただけで鍼がしなる程柔らかい鍼。

ステンレス鍼

一般的に広く鍼灸院で使われている鍼。瀉法に使う。(使い捨てです)

金鍼

主に急性症状があるときに使う(子午治療)。純金製の高価な鍼。

銅・アルミ板

異なる電位による差を利用することによって気血を誘導する道具。奇経治療の時に使う。

ざん鍼

強い影響力を持つ鍼。体力が充実している方に使う。

ラッパ鍼

瀉法の手技で使う。鼻つまり等によく効く。

透熱灸

高品質、高純度のもぐさを使用。もぐさ特有の効能がある。米粒ほどの大きさのものを、2割〜5割ほど燃焼させて取り除く。奇経治療の際等に使われる。

知熱灸

もぐさをあえて粗く精製することで、燃焼温度を高め効果的に温める。名前の通り温かさを感じる程度で取り除く。小指の先くらいの大きさに形成し、2割〜5割ほど燃焼させて取り除く。名前の通り温もりを感じる程度で取り除くため、じんわりとあたたかく、心地よいお灸。

棒灸

広範囲を効率的に温める。強い冷え性の方に使う。